Nginxの追加ディレクティブを使って conf の設定をしよう

2023年4月27日
Webサイトの設定

通常のNginxの conf 設定を行うには、SSHにてドメインごと行わなくてはなりません。
Plesk(ver11~)では、コントロールパネル上から記述することができるようになりました。

ここでは、追加ディレクティブと呼ばれるconf の記述方法と、記述する内容について簡単に説明します。

追加ディレクティブを使おう

Plesk には追加ディレクティブと呼ばれる conf を記述する箇所があります。

ドメインごとのウェブサーバ設定を選択



Nginx 追加ディレクティブ



このフィールドに記述することができます。

expires 30d;

gzip on;

gzip_http_version 1.0;

gzip_types text/plain

text/xml

text/css

application/xml

application/xhtml+xml

application/rss+xml

application/atom_xml

application/javascript

application/x-javascript

application/x-httpd-php;

gzip_disable "MSIE [1-6]\.";

gzip_disable "Mozilla/4";

gzip_comp_level 1;

gzip_proxied any;

gzip_vary on;

gzip_buffers 4 8k;

gzip_min_length 1100;

ssi on;

ssi_types text/x-server-parsed-html;
keepalive_timeout 2;


このように、gzip や expires の記述を行います。
参考:nginx設定メモ - おおにしあきらの日記
参考:Nginx でgzipを使うには | レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント

記述が完了したら、サービスの管理からNginx を再起動しましょう。

SSHで nginx.conf に記述する方法

追加ディレクティブには記述することができない、worker_processes などは、SSHから記述する必要があります。

■ vi /etc/nginx/nginx.conf

conf ファイルを開いて記述を行います。
 

worker_processes 4;

worker_cpu_affinity 0001 0010 0100 1000;

(サーバーが3コアの場合)
worker_processes 3;

worker_cpu_affinity 001 010 100;


【2023年4月に追記しました。】
Worker_Processesに仕様が変更となり

worker_processes auto;

上記を設定することで自動的にコア数を判定してくれます。

2023-05-02_14h26_24.jpg

12コアの場合このように表示されます。

worker_processes auto;

events {
    worker_connections 2048;
    multi_accept on;
    use epoll;
}


events も合わせるとこのようにチューニングしています。


その他のnginx のコマンドは、下記の通りです。

停止
$ sudo /etc/init.d/nginx stop
開始
$ sudo /etc/init.d/nginx start
再起動
$ sudo /etc/init.d/nginx restart
再読み込み
$ sudo /etc/init.d/nginx reload
ステータス表示
$ sudo /etc/init.d/nginx status



追記しました----
PleskのNginxで静的ファイルがexpiresされない現象を改善|Plesk入門・サーバー運用サイトぷれつく


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